2020年01月15日

北陸新幹線 敦賀延伸時の夜下りダイヤを考える

 前回まで北陸新幹線延伸区間の夕方下りダイヤを妄想していきましたが、この続きで夜間ダイヤも妄想していきます。朝とは違い、夜間は本数を整理する方向に進んでいくため、1時間あたり停車タイプは日中と同じ1本を基本とします。『北陸新幹線 敦賀延伸時の夜上りダイヤを考える』で、この時間帯の上りダイヤは準速達型・停車型併せて毎時2本程度設定していますからそれとの兼ね合いもあります。ただし、敦賀駅の接続によってはそうもいかない場合も出てくるのは仕方がないでしょう。

 とりあえず、敦賀駅着21時台から夜のダイヤということになります。この時間帯における特急の敦賀駅発車時刻を見ると、21時8分発に「サンダーバード48号」、21時29分発に「しらさぎ66号」となります。21分も間隔があるので、それぞれに接続列車を用意するしかありません。ただし金沢発時間に逆引きすれば20時台になるので、まだ停車タイプが毎時2本あっても許容できる範囲といえそうです。ただし、毎時2本停車タイプがあるときは片方を「はくたか」にしたいところで、東京駅まで逆引きする必要があります。

 東京駅16時台から、現行の「はくたか」は停車駅が多いタイプになっています。これは「かがやき」が走り出すからなのですが、すると今までのように毎時52分発にすると黒部宇奈月温泉駅付近で「かがやき」に追い付かれてしまい、うまくいきません。そこで、15時52分発の次は17時4分発として、長野駅で「かがやき」を待避するスジにします。これは18時台以降のダイヤと同じパターンであり、東京発で夕方以降のダイヤパターンを延長した形になります。

 このスジで「はくたか」のダイヤを考えると、金沢発が20時17分になり、敦賀着20時11分着になります。「しらさぎ66号」とはそれでも18分の接続時間になり、ちょっと長い気もしますが、こればっかりはしょうがないかなと。一方、「サンダーバード48号」に接続する「つるぎ」は列車間隔を考えて今まで通り金沢発20時0分(富山発19時36分)とし、敦賀着20時54分。やはり少し接続時間が長めになってしまいます。こちらは調整が利く話なので、いったん保留しましょうか。

 敦賀駅発の特急は22時4分発の「サンダーバード50号」が最終なので、逆引きしてこれに接続する「つるぎ」は金沢発21時0分(富山発20時36分)で敦賀着21時54分、10分接続となります。なお、富山での「かがやき」からの接続は5分ととても良いので、東京側ピークに入る時間帯でもあり、「かがやき」通過駅への足としても活用できます。なので、もう接続列車がなくなる金沢発22時台も、「つるぎ」は22時0分発で設定するのがよいでしょうか。

 ただし、次の23時台はそうもいきません。というのも、『北陸新幹線 敦賀延伸後の東京駅最終発列車を考える』で書いたように、「かがやき」が規格ダイヤからずれた設定にならざるを得ないからです。その記事でも書いたように、最終の敦賀行き「かがやき」が金沢発が23時0分になり、最終の「つるぎ」が金沢を23時5分までに発車させないといけないですから、富山発に出来ないのです。やむなく、金沢発で「つるぎ」を設定することになり、新高岡へは長野で接続する「はくたか」への乗り換えになってしまうのですが、やんぬるかな。
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2020年01月13日

北陸新幹線 敦賀延伸時の夕方下りダイヤを考える 〜その2〜

 前回から、北陸新幹線延伸区間の夕方下りダイヤについて妄想しています。大阪側ピーク時間帯の考え方で、「つるぎ」を続行させる形で増発するダイヤにすることまでは骨組みとして作りました。ただし、これだと2本の「つるぎ」は9−51分間隔と相当に偏ったものになってしまいます。そこで、金沢発毎時06分の「つるぎ」は若干前倒しして、金沢発毎時00分にしておきます。『北陸新幹線 敦賀延伸時の朝上りダイヤを考える』では、2本の停車タイプは15−45分毎でしたから、それと同じにするわけです。

 もう一つ、これも朝上りダイヤで考えたことですが、『敦賀〜金沢間で各駅停車タイプが1時間に2本になる時間帯は、できれば片方を「はくたか」にしたい』ということ。朝上りダイヤではちょうどうまく長野待避のスジにはまりましたが、以前から書いているように、夕方下りの案は長野待避のスジにははまりません。なので別の考えが必要になるわけですが、ここで考慮すべきは、この時間帯を東京駅まで逆引きすると、まだ日中のパターンだということです。

 日中のパターンということは、東京駅毎時24分に「かがやき」、毎時52分に「はくたか」が発車し、金沢駅到着時に近接するダイヤになるということです。なので、この時間帯では「はくたか」が金沢駅で「かがやき」を待避し、金沢駅毎時00分発のスジを「はくたか」にするという方法を取ります。実はちょっと金沢駅での待避停車時間が長めになる(13分程度)のがこの案の難点ではあるのですが、現行の長野駅待避でも長時間待避するのはあり、富山駅発着時代の「サンダーバード」も割と停車時間があったので、そこまで問題にはならないかと。

さてこのパターンを敦賀駅まで結んで接続ダイヤを考えてみます。前回記事で夕方ダイヤへの移行は金沢駅17時台以降としましたので、敦賀駅とすると、18時台以降で考えることになります。となると、まず17時台で規格ダイヤから外れていた17時56分発の「サンダーバード」は17時42分発に建て替えることになります。ただ「サンダーバード」、近江今津、堅田にとまるイレギュラーパターンで、それが速達便の「かがやき」を受けるのは実際どうなんだろうという気がしないでもないですが。

 18時台は今まで書いてきた基準パターンと同じですので、それぞれ金沢発毎時00分の「はくたか」が「しらさぎ」、金沢発毎時15分の「つるぎ」と毎時52分の「かがやき」が「サンダーバード」に接続する形になります。次の19時台は42分発がないので、「かがやき」は何とも接続しないことになります。ただこの時間帯になると「かがやき」は東京発16時24分で東京側ピーク時間帯に入りつつあるので、東京から北陸への輸送に徹しても特に問題はないといえます。

 20時台は前回も書いたようにがらりと変わり、20時01分発の「サンダーバード」、20時16分発の「しらさぎ」、20時24分発の「サンダーバード」となりますが、これに接続させると、金沢発19時00分の「はくたか」が敦賀発20時01分の「サンダーバード」に接続し、金沢発19時15分の「つるぎ」が敦賀発20時16分発の「しらさぎ」と20時24分発の「サンダーバード」に2本接続ということになります。2本受けを回避するための大阪側ピークダイヤのはずですが、この時間帯はむしろ東京側ピークなので、「かがやき」の負担を下げる意味合いの増発になっているとも言えそうです。
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2020年01月06日

北陸新幹線 敦賀延伸時の夕方下りダイヤを考える 〜その1〜

 今回からは北陸新幹線延伸区間の夕方下りダイヤについて考えていきます。この時間帯は大阪方面ピークダイヤであるので、以前妄想した朝上りダイヤと似たような方法で行くことになります。ただし異なる点が一つあり、始発列車とともに一気にピークダイヤになった朝とは違い、夕方ダイヤの後に夜間ダイヤがあるということ。このため、東京方面のピークダイヤとは少しずれた時間帯になるということになります。

 ではまずは延伸区間だけ考えてダイヤを考えてみましょう。以前の妄想では、日中は金沢発基準で毎時06分に「つるぎ」、毎時52分に「かがやき」が設定され、「つるぎ」が「しらさぎ」と「サンダーバード」の2本に接続する形になっていました。もう一つ、大阪側ピーク時の臨時列車として、金沢発毎時15分に臨時「つるぎ」を設定し、「サンダーバード」への接続を行う形になっていました。朝上りダイヤでもこの臨時「つるぎ」のスジを活用していますので、この時間帯もこれを活用するようにします。

 ここで敦賀発の特急ダイヤを見てみると、まず17時台は42分発の「サンダーバード」がなく、17時56分発で設定されているのが目に付きます。また19時16分発の後は20時01分発までなく、その次は20時24分発(これは通過列車なのだが、2019年3月16日改正ダイヤ前は臨時列車で、敦賀駅にこの時間に発車していました)、21時08分発、22時04分発というようになっていて、今まで妄想していたパターンとはずれることになります。

 「しらさぎ」の方も、19時台までは毎時10分発なのですが、そのあとは20時16分発、21時29分発になっています。こちらは東海道新幹線「ひかり」との接続もあるので基本的には変えられないところ。逆に言えば、「サンダーバード」の方は多少は融通が利くとも言えなくはありません。つまりは、17時台に関してはパターンダイヤ通りの42分発にすることもできるということを意味します。とりあえずは出来るだけ現行ダイヤを尊重し、新幹線側で調整しきれない場合は特急のスジをずらすことにします。

 ではまず、大阪側ピーク時間帯をそもそも金沢発何時台から設定するべきなのかという根本問題がありますが、波動輸送ではない平日のビジネス利用を考えれば、大阪〜金沢・富山は日帰り出張圏ですから、仕事終わり時間の17時台あたりから設定するのが理にかなっているかと。波動輸送は現行の臨時「サンダーバード」のスジからも14時台ぐらいからでしょうが、これは臨時列車で対応するのが基本でしょうから。

 では金沢発17時台というのは東京発だと何時台になるかといえば、14時台ということになります。東京駅14時52分発の「はくたか」が金沢駅17時47分着ということになりますから。ただし、この時間帯は日中時間帯になるため、朝上りダイヤのような「はくたか」が「かがやき」を長野駅で待避、というパターンも採れません。というより、以前も書いたことですが、このパターンだと敦賀で毎時16分発の「サンダーバード」にぎりぎり間に合わないという事情もあるのですが。とりあえず、次回からダイヤを考えていきましょう。
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2019年12月25日

2020年3月改正ダイヤを踏まえて妄想への影響確認

 今回は先だって発表された2020年(令和2年)3月14日改正ダイヤを確認して、ここまでの妄想に与える点を確認してみましょう。まずはJR東海から。今回の妄想では全く出てきてないですが、「のぞみ12本ダイヤ」の施行によって「しらさぎ」への影響が出る可能性があり、実はこのプレスが出た時からちょっと気にしていました。このため、最近過去のダイヤ確認シリーズを続けていたという意味合いもあります。

 その「のぞみ12本ダイヤ」に「ひかり」への言及はなかったですが、現行通り東京33分発のスジが確保されていそうで、そうであれば「しらさぎ」に与える影響はなさそうです。JR西日本のプレスリリースには「しらさぎ52号」の10分繰り下げが言及されていますが、ほかにはないのでそのままでしょうか。なお改正後の「しらさぎ52号」は敦賀発が6時33分になりますが、残念ながら、これに接続する「つるぎ」は用意できません(福井発を設定すれば別ですが)。

 一方で、JR東日本のプレスリリースには「たにがわ」増発の文字が。以前、E4系全廃後に上越新幹線の朝ラッシュ時に「たにがわ」増発を試みており、実は今回の妄想の隠れた肝が朝ラッシュ時、夕方ラッシュ時にいかにして上越新幹線の「たにがわ」を設定できるかというところにあり、まだ夕方については触れていませんでしたが現在鋭意妄想中といったところでした。ただ、この朝夕の増発が次回のダイヤ改正で行われるようです。

 現在東京駅の発着枠に余裕は全くありませんから、いかにして設定するのかと思っていたのですが、これがなんとあっさり上野駅始終着。上りは「とき300号」、下りは「とき341号」にそれぞれ続行・先行する形で上野〜高崎間に増発というわけです。東京駅が2面4線化された1997年(平成9年)10月1日ダイヤ改正以降定期列車で上野駅を始発・終着とする列車は1本も設定されていなかったのですが、これがついに設定されることになりました。

 今までの妄想では上野駅始終着定期列車は設定しない方針だったのですが、これが許されるとなると、17時台の「かがやき」を何とか東京駅までもってくるためにいろいろ考えて4回も使った「北陸新幹線 夕方上りダイヤを考える」のシリーズなんかも、さすがに「かがやき」は東京行きにする代わりに「あさま」を上野止まりにするなど、他にも案が出せることになってきます。ただ、朝上りの案については新潟からの東京再先着を16分速くしたりしているので、あれはあれで一つの案としておきましょう。

 ちなみに「上越新幹線 朝増発時の東京口ダイヤを考える」で、『土曜日運転の「やまびこ・つばさ175号」も4分繰り下げられないのかなという欲が出てきます。』と書いていますが、実はその欲はもち続けていて、最近これを達成できそうだということがわかってきています。こうすると、現在冬臨ではガーラ輸送にスジを譲って設定されない「やまびこ・つばさ175号」を、冬の間も気兼ねなく運転できるという代得もあったりするのですけどね。これはまた、別の話。
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2019年12月18日

日中時間帯の「サンダーバード」ダイヤの変遷を確認する 〜その2〜

 今回は特急「サンダーバード」の上り日中ダイヤの移り変わりを見ていきますが、まずは前回の補足から。2009年(平成27年)3月14日改正ダイヤで、『12時台〜15時台の「雷鳥」4本が間引かれていました』と書いています。これは事実なのですが、大阪13時12分発と15時12分発はそれぞれ13時12分が「土・日曜運転」、15時12分が「日曜運転」の定期列車という扱いになっていました。現在でも16時12分発は「日曜運転」ですが、こちらは臨時列車扱いなので考え方が変わっているようです。

 さて本題。今回もまずは2009年(平成27年)3月14日改正ダイヤから見てみましょう。敦賀発で見て毎時16分が「サンダーバード」、毎時41分が「雷鳥」スジになっていて、11時台〜14時台の「雷鳥」が間引かれていました。このうち、12時40分発が「土・日曜運転」の定期列車扱い。また18時41分発も「日曜運転」の定期列車ということになっていました。下りダイヤと併せて、土曜日に1往復、日曜日は2往復「雷鳥」の設定数が多いことになります。

 次に「サンダーバード」への置き換えが行われた2010年(平成28年)3月13日改正ダイヤ。「雷鳥」が「サンダーバード」になったことで敦賀発毎時41分から毎時42分に変更になっています。この時に12時42分発は毎日運転化。下りダイヤの時にも書いたように。和倉温泉発が単独運転になったためで、この列車は和倉温泉発で設定されています。一方、10時42分発が主に土曜日運転の臨時列車化されました。18時42分発は日曜運転のままですがこちらも臨時列車化されています。

 北陸新幹線が開業した2015年(平成27年)3月14日改正では、日中の間引き対象は変わりませんでした。この時のダイヤは「しらさぎ」と金沢〜敦賀間で続行し、富山〜金沢間は1本の「つるぎ」で受けるダイヤになっていたことは前回書きましたが、下りダイヤと違ってもともと定期列車だったスジが「しらさぎ」に雁行していたためそのままになったようです。また12時42分発はこの改正で1往復だけ残った和倉温泉発列車で、これも変わっていません。

 2016年(平成28年)3月26日改正ダイヤで下りが早朝時間帯に1本増発されていますが、上りの増発列車は敦賀発18時42分の臨時列車スジを定期列車化することで行われています。これによって18時台まで30分毎運転ということになりました。最も、日中の間引き本数は下り同様、やっぱり「4本」であるようですね。ちなみに、この改正では主に土曜日運転だった敦賀10時42分発の運転日が減少したのですが、その後盛り返して、現在はまた土曜日運転で固定化されています。

 最後に下りダイヤの間引き対象が30分ずれた2017年(平成29年)3月4日改正ダイヤで、上りダイヤも間引き対象が変更されました。その対象は敦賀発10時42分、11時42分、13時16分、14時16分で、後半の列車だけ30分ずれているということになりました。北陸新幹線開業前は1時間毎に富山発を運転する必要があったのですが、その制約がなくなったので列車間隔を見直したということになりそうです。その後は2019年(平成31年)3月16日改正ダイヤで20時台の臨時列車スジが定期化されますが、下りと違って上りダイヤでは日中は無風でした。
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2019年12月11日

日中時間帯の「サンダーバード」ダイヤの変遷を確認する 〜その1〜

 ここの所過去のダイヤを確認する記事が続いていますが、今回もその流れ。今回は特急「サンダーバード」の日中ダイヤの移り変わりを見ていきます。「サンダーバード」はおおむね30分毎に運転される列車ですが、日中時間帯の一部に間引きが発生しており、特に北陸新幹線開業後はこまめにその対象列車が変わっている流れになっています。そこで、今回は下りダイヤを、次回は上りダイヤを確認していくことにします。

 まずは2009年(平成27年)3月14日改正ダイヤ。なぜこのダイヤを取り上げたかと言えば、まだ特急「雷鳥」が残っていたダイヤだから。このころは大阪発毎時12分に「雷鳥」金沢行き、毎時42分に「サンダーバード」金沢(一部和倉温泉)行きが設定されるダイヤになっていました。このダイヤでも日中に間引きがあり、12時台〜15時台の「雷鳥」4本が間引かれていました。大阪発12時12分に至っては、その12分前に発車する寝台特急「トワイライトエクスプレス」との兼ね合いからか、スジ自体存在していませんでした。

 次の2010年(平成28年)3月13日改正ダイヤで、683系4000番代投入による「雷鳥」の「サンダーバード」化が行われました。投入された683系4000番代が9両固定編成であるため、和倉温泉行きは単独運転になり、大阪発12分のスジで4本設定されました。そのうち1本が、大阪発12時12分発と、いままで設定がなかったスジに置かれているのですが、代わりに11時12分発が臨時格下げになっていて、やはり4本の列車が間引き対象になっています。

 この後は北陸新幹線開業の2015年(平成27年)3月14日改正まで動きがありませんでしたが、この改正で間引き対象の「サンダーバード」が大きく変更され、大阪発12時42分、13時42分、14時42分、15時42分となりました。間引き対象が毎時12分発から毎時42分発に変更になっていますが、これで特急「しらさぎ」と敦賀〜金沢間で雁行するようになり、金沢で1本の「つるぎ」が受けるダイヤになっていました。今回妄想している日中の「つるぎ」スジは、実はこのダイヤをモデルにしています。

 2016年(平成28年)3月26日改正ダイヤでは大阪6時30分発が増発されますが、日中ダイヤに変更はなく、次に変更されたのは2017年(平成29年)3月4日改正ダイヤで、大阪発12時12分、13時12分、14時12分、15時12分と、また間引き対象が毎時12分発に戻りました。やはり「しらさぎ」との雁行がバランス上悪いということだったのでしょうか。当時のプレスリリースでは北陸新幹線との接続改善をうたっていましたが、なんとなくたまたまそうなっただけな気もしないでもないのですが。

 そして直近の2019年(平成31年)3月16日改正ダイヤになります。このダイヤでは間引き対象が大阪発11時12分、13時12分、14時12分、16時12分となり、間引きの時間帯が「広く浅く」なりました。とはいえ、日中の間引き本数が「4本」であることはずっと変わっていないようです。このダイヤ改正では夜間時間帯に上下1往復が増発、もとい臨時列車スジの定期化が行われますが、日中時間帯に関していえば定期化されたスジもあれば臨時化されたスジもある、という状況になっていました。
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2019年12月04日

夜間上り「かがやき」ダイヤの変遷を把握する

 今回も過去のダイヤを確認する話で、夜間の上り「かがやき」のダイヤの話です。今回のダイヤ妄想では「かがやき」を1時間毎に増発することを基本にして進めていることは何度も書いています。日中時間帯は東京発11時台〜15時台、東京着13時台〜17時台に定期の「かがやき」がないので、とりあえず1時間毎にするには上下5往復を増発することになります。今までの妄想で、代わりに「あさま」を上下2往復削っているので、完全に増発したわけではないのですが。

 そこで現行ダイヤの上り「かがやき」のスジを見てみると、夕方〜夜間にかけて5本の設定がありますが、東京着で見ると18時28分、19時20分、20時23分、21時56分、23時32分という設定になっていて、1時間毎にはなっていないことがわかります。18時台〜20時台まではやや揺らぎがあるもののおおむね1時間毎ですが、そのあとは間隔が空いていることになります。下りダイヤも東京発19時24分の次は21時04分までないので、似たようなものとは言えそうです。

 ではここで過去のダイヤを見てみましょう。今回確認するのは2016年3月26日改正ダイヤです。このダイヤが現行ダイヤの基本になっていることはくどいほど書いていますが、前回書いた「飯山通過列車の変遷を把握する」でもわかるように、2017年3月4日改正ダイヤで部分的な修正が発生しています。実はこの上り「かがやき」がこのダイヤ改正での修正対象になっているのですが、ではどうなっていたのかというと、東京着19時20分、20時24分、21時19分、22時20分、23時32分と、おおむね1時間毎になっていました。

 次の2017年3月4日ダイヤ改正で東京着18時28分の「かがやき」を設定した際に21時19分着と22時20分着を統合して21時56分着の「かがやき」を設定して、トータルの本数が変わっていないことになります。ちなみに上越新幹線も、22時08分着の「たにがわ」を17時28分着に振り替えており、夕方時間帯を強化した改正だとわかります。今までの妄想で何度かキーになった「Maxたにがわ412号」も、実はこの時のダイヤ修正で新設されたものだったのですね。

 2016年3月26日改正ダイヤをよく見てみると、東京着21時56分には臨時の「かがやき」が設定されていたこともわかります。このスジは現行の「かがやき516号」と全く変わらないスジで、逆に現行ダイヤでも東京着21時20分に金曜・日曜に主に運転される臨時の「かがやき」が残っていますから、臨時列車スジと定期列車スジを振り替えたことになります。東京着22時20分の「かがやき」も2017年の春臨で見ることができますが、需要があまりつかめなかったのか、いつの間にか設定されなくなっています。

 となると、今回妄想の柱である「かがやき」1時間毎を実現しようとすると。この2016年3月26日改正ダイヤが大いに参考になるということになります。特に「北陸新幹線 敦賀延伸後の東京駅最終発列車を考える」で書いたように下りの「かがやき」を東京発20時台に増発する妄想をしており、下りの増発本数が6本になっていますから、上りもこの時間帯に1本増発して6本増発という形にするのが自然と言えそうです。今回はあくまで過去のダイヤを見るだけにして、また妄想の続きはあとにします。
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2019年12月02日

飯山通過列車の変遷を把握する

 さて今回は過去のダイヤ把握として、前回書いた飯山通過列車の変遷を整理してみましょう。検討に使うのは2015年(平成27年)3月14日開業時ダイヤ、2016年(平成28年)3月26日改正ダイヤ、2017年(平成29年)3月4日改正ダイヤです。これ以降は飯山通過列車に変化がないので割愛します。ただ、2015年の開業時ダイヤは現在と「はくたか」のパターンが違うので、単純に通過する列車の時間帯を書いても仕方がない部分がありますが、おおむね「はくたか」1時間に1本なのは変わらないので、とりあえず何とかはなるでしょう。

 まずは2015年の開業時ダイヤ。下りは10時台、15時台、19時台、上りは11時台、13時台、15時台の列車が通過していました。上りダイヤは今とほぼ同じような日中2時間毎ですが、注目すべきは下りダイヤ。19時台という、夕方時間帯に通過列車があることです。実はこの時間帯、「はくたか」が集中していて、飯山通過列車を挟む間隔が1時間33分しかありません。なので、飯山を通過してもあまり影響はないと言えたのかもしれません。ほかの時間帯はおおむね2時間の穴があります。

 飯山通過の「はくたか」についてもう少し見てみると、対象列車は下り1本、上り2本が高崎〜長野ノンストップの速達便で、下り1本、上り1本はそれに軽井沢停車のタイプでした。ちなみに先ほど取り上げた19時台の「はくたか573号」もこの軽井沢のみ停車タイプで、東京駅を20分後に出た「かがやき515号」から逃げ切ってしまうという設定になっていました。2016年の改正で速達便は日中時間帯に集中されるので、この列車も例外なく停車タイプになり、長野で「かがやき」待避に変更されています。

 続く2016年改正ダイヤ。このダイヤが現行ダイヤの元になっているダイヤですが、下りダイヤは13時台、15時台、17時台、上りダイヤも13時台、15時台、17時台に通過列車が設定されていました。上りダイヤについては現行と同じスジで、この後変更されていませんが、下りダイヤは現行とは違うスジになっています。上下とも同じ時間帯の列車が通過しているのですが、上りダイヤで17時台と言えば東京側のピーク時間帯で、一方下りの東京側ピーク時間帯には通過列車の設定がないことになります。

 この時のダイヤにも注目するところがあり、下りで飯山を通過している「はくたか」は、長野時点で先行している「あさま」が現行ダイヤと違って安中榛名通過タイプであること。つまり、高崎〜長野間の所要時間が4分早い方がさらに飯山通過で4分速くなっていて、「はくたか」の所要時間に格差が出ていることです。上りダイヤは現行と同じなので、飯山通過で安中榛名停車「あさま」の影響による4分の遅さを取り返す設定で毎時の金沢発車時間が同じなのですが、そうはなっていません。

 最後は2017年改正ダイヤで、この後飯山通過列車に変更はない安定期になります。下りダイヤの飯山通過は11時台、14時台、16時台になり、東京側ピーク時間帯である11時台が通過設定になり、さらにそのあとの便も安中榛名停車「あさま」の影響分を取り返すような設定になって「はくたか」の所要時間がそろうという、上りダイヤと同じ考えのパターンになっています。と、今回はここまで。ちなみに現在妄想しているダイヤでの飯山通過列車がどれに充てるかは、もう少し先に考える話になりそうです。
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2019年11月27日

北陸新幹線 日中の「はくたか」を考える

 前回まで北陸新幹線敦賀延伸後の日中「あさま」について妄想していましたが、今回はそれを踏まえて「はくたか」について妄想してみましょう。今回ターゲットにするのは現行ダイヤで「はくたか」が速達運転している時間帯。東京駅基準であれば、下り11時台〜15時台、上り13時台〜16時台ということになります。以前にも書きましたが、この時間帯の「はくたか」は高崎〜長野間ノンストップで、追いかける「あさま」が安中榛名に停車するときは、飯山を通過して所要時間をそろえています。

 今回の妄想では、「あさま」を削減したことによる代替案を考えながら「はくたか」を妄想していきます。まず上りですが、これは今まで書いているように、東京着13時台、14時台の「はくたか」を上田、佐久平、軽井沢を通過したうえで長野で「かがやき」を待避するスジに変更しますが、ここで一つ問題があり、東京着14時52分の「はくたか562号」は現行では飯山通過列車だということ。この2本の「はくたか」は金沢〜長野間で30分ほど繰り上がるので、飯山通過列車を挟むと大きく間隔があいてしまいます。

 飯山駅の列車間隔を保つことを考えれば、東京着13時40分で妄想した「はくたか」の方を飯山通過にするという方法がありますし、いっそのこと、飯山停車列車を増やしてしまってもいいのかもしれません。実は飯山通過列車の時間帯はダイヤ改正で2回ほど変わっているので、このことは改めて過去のダイヤを振り返りながら考えてみましょう。なお飯山を通過すれば4分スピードアップするのですが、その分、敦賀発車時間が繰り下がり、こちらの接続に影響が出るのも考えないといけません。

 続いて下りダイヤ。その前に、今回の妄想では「あさま」の東京発発車時間が毎時04分から毎時32分に動いています。そのため、現行東京発11時04分の「あさま609号」は東京発11時32分に繰り下がるため、1本前になる東京発9時44分「あさま607号」との間隔が開きます。そのため、まず東京10時32分発「はくたか559号」を佐久平に停車させる必要があるといえます。また、東京発11時32分に繰り下がった「あさま609号」は現行安中榛名通過のところ、安中榛名停車列車となり、以下2時間ごとに停車することになります。

 あとは「あさま」削減分をどう補うかです。『北陸新幹線 日中下りダイヤの「あさま」を考える 〜その2〜』で書いた3つの案で考えないといけません。まず、東京発16時台の「あさま」を削減する案から。これは上りダイヤと同じ考えで、15時台の「はくたか」を軽井沢、佐久平、上田に停車させたうえで長野で「かがやき」を待避し、そのまま敦賀まで走ることで補えます。このパターンは下りダイヤには準用できないと『北陸新幹線 敦賀延伸後の下り基本パターンを考える』で書きましたが、この「はくたか」をそのまま敦賀まで伸ばした場合、敦賀着は20時台になり、この時間帯になると在来線特急のパターンが違うので問題ないのです。これについてはまたいずれ。

 残る2つの案の場合はどうするかですが、仮に対象が東京発11時台、12時台だった場合は、今度はまだ金沢発車時間が大阪側ピーク時間帯になっていません。そこで、「はくたか」を基本パターンの52分発ではなく、「あさま」スジの32分発にして、軽井沢、佐久平、上田にも停車させるという方法が一番すっきりするかもしれません。ただ、対象が11時台だった場合、その「はくたか」は安中榛名にも停車しないといけません。開業時「はくたか」1往復だけ停車し、1年後にすべて通過になった安中榛名ですが、ここに復活となるのでしょうか。
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2019年11月18日

北陸新幹線 日中下りダイヤの「あさま」を考える 〜その2〜

 さて前回書いた、もう1本下り「あさま」を削減する話。この案が2つあると書きましたので、その2つをこれから書いていきましょう。というより、ここで前提になるのが『北陸新幹線 日中上りダイヤの「あさま」を考える』で書いた2つの案。長野発12時27分の「あさま」を削った後の穴埋めとして2つ案を出していました。それは「たにがわ」の時刻を調整する案と、「あさま」削減を長野〜高崎間だけにして高崎〜東京間の「たにがわ」を設定するというもの。これにリンクさせる必要があるわけです。

 一つ目の案は「あさま」削減を長野〜高崎間だけにする案。これは高崎発で「たにがわ」が設定されるので、子の折り返しを考慮しないといけません。この「あさま616号」の高崎発車時間は13時15分。そう考えると、東京発は11時台にする必要があります。つまり削減される「あさま」は11時台になるということ。この場合、東京11時44分発→高崎13時3分発という上越新幹線スジを使う案と、東京11時52分発→高崎13時15分発という北陸新幹線スジを使う案があり、これはどちらでも成立するところです。

 もう一つは「たにがわ」の時刻を調整する案。この案の場合、上りの「たにがわ」が増えないので、下り「あさま」を削減した部分は他の列車で補わないといけません。となると、上越新幹線「とき」が毎時2本設定される15時台、16時台あたりということになり、16時32分発がそのターゲットになります。実はこれも、北陸新幹線開業時のダイヤでは16時台の本数が少なくなっていることを確認したもの。この場合、暫定ダイヤと同じように、「とき331号」を本庄早稲田に停車させて補うことになりそうです。

 ただ、ここまで書いてきたのは10時台に下り「たにがわ」を設定するというところから始まっています。その話をした『北陸新幹線 下り東京発10時台のダイヤを考える』という記事では、10時台の「あさま」がないことを補う策として「とき317号」を本庄早稲田に追加停車させると案も出しています。ちなみに先ほどの増発を伴わないダイヤ案でも「とき331号」を本庄早稲田に停車させていますが、この2列車は実は停車駅が同じパターンだったりします。

 というわけで第3の案が出てきます。この場合、2本目の「あさま」は削減せず、『北陸新幹線 夕方上りダイヤを考える 〜その1〜』で書いた上り「Maxたにがわ412号」を削る案を蘇らせることもできますが、この案は新潟車を北陸新幹線に入れないといけないのでちょっと気に入らないところがあります。今までのように「あさま」を2本削る案だと、どこかの「あさま」を削って代わりに越後湯沢行きの「たにがわ」を設定することになります。

 その時有力なのは12時台か13時台でしょう。まず、暫定ダイヤで東京13時4分発の「あさま613号」が削減対象になっているのが一つ、そして、北陸新幹線開業時ダイヤでは13時台が、その1年前までのダイヤでは12時台に、上越新幹線「とき」は2本設定されていたという二つの理由からなります。この案を採る場合、結局、「Maxたにがわ321号」を分割してスジを再設定するような話になって来るので、ある意味一番すっきりしているような気もします。なんか多少、どんでん返し模様になってしまいましたね。
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