西武の朝ラッシュ時の上りダイヤは、有名な千鳥式ダイヤを採用しています。千鳥式ダイヤとは、優等列車の停車駅をばらつかせることで各優等列車の表定速度と乗車率の均一化を図るものです。副都心線との直通が始まるまでは池袋行きの優等が15分サイクルに4本あり、以下の表のようにうまくばらけていました。
所秋清久ひ保大石高富中練桜江長椎池
◆━━━◆━━◆━━━━━━━━◆ 急行・快速急行
◆◆◆◆◆◆◆━━━━━━━━━◆ 通勤準急
◆◆◆◆◆━━◆━━━◆━━━━◆ 快速
◆━━◆━◆◆◆━━━━━━━━◆ 通勤急行
通勤準急はひばりヶ丘で急行を待避するのですが、そのあと急行の止まる石神井公園を通過して、急行の1分20秒後を追いかけていました。快速と通勤急行は東久留米と石神井公園以外では完全に選択停車になっていることがわかります。
ところが、副都心線直通後、快速が副都心線直通になり、通勤準急は練馬に追加停車し、さらに有楽町線直通を受けて2分停車するため、急行と5分差になってしまいました。この結果、急行と通勤急行への旅客集中を招き、これがもとで開業直後の副都心線のダイヤがめちゃくちゃになってしまったのは記憶に新しいところでしょう。
従って、この千鳥停車のパターンは見直すべきところに来ているのでしょう。まずは現状パターンの問題を明かし、停車駅の見直しから改善案を始めたいと思います。

